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お墓の専門家・茨城県の山崎石材店です。
今回は、先の東日本大震災で倒壊した石灯篭を、在りし日の姿に復元する工事をさせていただきました。
【施工前の石灯篭の様子】
こちらは地域の皆さまに長年親しまれている不動堂の石灯篭ですが、実に痛々しい姿ですね。
昔の石は特に彫刻が複雑なものほど、やわらかい石を用いています。
そのため倒壊以前から風化が進んでもおりましたので、復元にあたっては、柔らかい部分はすべて御影石で新たに制作することになりました。
元の灯篭に刻まれていた文字は、形を複写してそのまま復元します。
今後新たに地震が起きてもこんな被害にあわないように、今回は接合部には耐震性のある接着剤を使用。
さらに内部には耐震棒も設置して、二重の地震対策を施しました。
完成形です。
ちょっと新しくなってしまいましたが、元の形を忠実に復元いたしました。
山崎石材店では、このような灯籠、モニュメントなどの石製品の製作・修復も得意といたしております。
弊社は地元・常総市、つくばみらい市はもちろん、茨城県内全域を基本対応エリアといたしておりますが、責任を持ってお引き受けできる条件であれば、千葉県の柏や松戸市、我孫子市、埼玉県のさいたま市や越谷市など近隣都県にも対応させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。