本日も古代エジプトをテーマとしたT家のお墓をご紹介します。
最近は個性的なお墓が増えてきましたが、ここまで凝ったお墓はなかなかないのではないでしょうか。
石屋といたしましては、こうしたお墓にはお客さまのイメージをどう具現化するか頭を悩ます場面も多いのですが、当店の技術力を信頼してのご依頼ですから張り切らない訳にはいきません。
こちらの画像は元々あった「伊達冠石」の墓石を利用しての墓誌の製作の様子。
そう、一昨日の1回目でもご紹介した「ロゼッタストーン」の形です。
基礎工事などと並行して、工場で加工を行いました。
この「伊達冠石」は硬質でのみが入りにくく苦戦しましたが、なんとか形になりました。
コンクリートと石の接着をよくするための下処理をしています。
外の縁石の設置が完了しました
本体部分も下地処理をします。
立ち上がる石の底面には、このように合口加工を施します。
これによって接合面積を広げ、強度を出しているのです。
一段目ができました。
二段目も完成です。
明日はいよいよ完成した墓所の全容をお目にかけます!
<古代エジプトへ思いを馳せ オベリスク型のお墓-4完結編>に続きます。