こんにちは。墓石・お墓の専門家、 茨城県の山崎石材店です。
非常に古い大名墓の石塔の笠の部分が、長年の風雨で痛みが激しくなったということで、修理のご相談をいただきました。
笠部分は彫刻が細かい分、柔らかい石が使われていました。
このことも劣化が進んだ一因でしたが、今回この部分に石塔と同じ石材の「本小松石」を用いて新しく制作し直し、交換いたしました。
「本小松石」は、神奈川県真鶴町で産出する安山岩の一種。
傘を制作する石材を選ぶ際には、笠と石塔の色味がなるべく合うよう、下の画像のように候補をいくつか検討しました。
天然のものですので、皆同じ「本小松石」と言っても、いろいろな表情のものがあることがお分かりいただけるかと思います。
「本小松石」は希少な緑石が有名ですが、このように赤いものから中間の灰色まであります。
このような石の選定には採石場の協力が不可欠ですが、多くの候補から絞りこんで、イメージ通りの色味で合わせることができました。
山崎石材店では、こうしたお墓のリフォームについてのご相談を、地元常総市はもちろん、つくばみらい市、土浦市、水戸市などの茨城県全域を対応範囲としております。また、近隣の、千葉県野田市・松戸市、埼玉県越谷市などの地域も、対応可能なことがございます。
どうぞお気軽にご相談くださいませ。
yamada
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