こんにちは。 墓石・お墓の専門家、 茨城県の山崎石材店です。
今回の墓石はかなり大きく、設計上での重さが30トン近くにもなります。 そのため、新しい墓所の基礎工事に入る前に念のために地盤調査を行いました。
「スウェーデン式サウンディング試験」といって、住宅の工事などでもよく使われている調査方法です。 このようなスクリューのついた金属の棒(ロッド)に100キロの重みをかけていった時、どのくらいの回転で土にスクリューが入っていくのかを測定し、地盤の強度を推定していきます。
調査結果によれば、設計荷重 2.16t/㎡ < 長期耐用強度 3.6t/㎡ となり、地盤は強固で充分な強度があることが確認できました。
【調査風景の動画も撮影いたしました】
そして、やっと新しいお墓の基礎工事が始まります。 まずは地盤面以下の土を掘る根切りです。
地盤の強度は十分ありますが、後ろが重いので、念には念を入れようということで、このような2メートルの杭(くい)を4本入れて、さらに強度を上げることにしました。
まず、このようなスクリューで下穴をあけます。
この下穴は、杭がまっすぐに入るようにするためのガイドになります。
こちらの杭打ちマシンで地面に打ち込みます。
無事に最後まで4本入りました。
さあ次回でいよいよお墓が完成いたします。
最終回< 「4坪の大きなお墓―5」 >に続きます。
yamada
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