石材同士を強力に接着することができる接着剤が用いられるようになったのは、この10年、15年くらいのことです。
そのため、一昔前の墓石は、主にセメントを使用して取り付けられているものがほとんどでした。
セメント施工は、施工の仕方で耐久性に大きく差が出ますが、どちらにしても長い間には細かな地震や水の影響などで痛みが出てきます。
今回のお客さまは、当初施工した石材店がもう営業されていないということで、ご相談いただきました。
お墓の石と石とを接着しているセメントの強度が既に低下していましたので、石がずれて動いてしまっている部分があります。
そこを一度すべて取り外し、再び新しいセメントで接着するという復元作業をさせていただきました。
外から見えない所には、隠し金具も入れて補強しています。
お墓が、ほぼ元通りの姿に戻りました。
墓石だけでなく、砂利も元のものをきれいに洗って、そのまま使用しています。
山崎石材店ではこうしたお墓の修繕や地震対策も得意としております。
元通りのきれいな墓所に戻すだけでなく、将来に備えて耐震性のある作りになさいませんか?
ぜひお気軽にお問合せください。
yamada
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