今回のアモイ訪問の目的は、建築材ばかりで(実はあまり身にならない)国際展示会ではなく、山崎石材店の石材加工をお願いしている、このような工場を訪ねることでした。
工場によっても違いますが、例えば、こんなすごい龍の彫刻をあしらった外柵なんかも制作中だったりします。
こんな感じで工場の原石の在庫を確認したり、
できあがってきたものを見たりしながら、工場の個性や環境までいろんなところを「知る」作業です。
石は自然のおくりものですから、二つとして同じものはないわけで、それぞれに個性があります。
工場も同じですし、お客さまの求めていらっしゃるものもそれぞれ違うかもしれません。
墓石づくりには、山から切り出すところから、加工して、建てて、お参りするまでに、実にたくさんの人の手がかけられます。
その過程で、デザインの意図や希望を具体的に工場にきちんと伝えていくことがとても重要だと考えています。
コミュニケーションが大事ですね。
そんなわけで、コミュニケーションを図るには、「同じ釜の飯を食う」のが一番。
工場の職人さんたちの食堂でご一緒させていただきました。
滞在中、食べたものの中で、一番おいしく、そしてほっとする味でした。
また、食べたい!