こんにちは。山崎石材店です。
お墓参りをする人は、不思議と「しっかりした家の人」と思われがち。
なぜだろう?ということを掘り下げた記事です。
この記事に対して、4名の方からご感想をいただきました。
よかったら、ご感想を読んでみてくださいね。
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Cさん「墓を守るって何から・・・?」
私の家は、富山県の散居村のおうちなんですが、家族みんな、お経が全部読める
実家に帰ってきたらまず仏壇に行ってお参りおみやげをもらったらまず仏壇の横置く
炊きたてのごはんを盛って仏壇に置く…とかやってるけど。
(わたし、母方のおばあちゃんの名字は知りません)
田舎の長女だったわたし、5歳の頃から「墓を守れ」と言われてきて生きてきました。
いったいなにから墓を守ればいいのか未だにわかりません。 墓を守るというのは、家を継ぐことの暗喩なのか。雑草をむしれということなのか。ピラミッドじゃあるまいし墓泥棒なんてこないしなあ。
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Nさん「お墓を大切にする夫を大切にしたい」
お正月、お彼岸、節目のときに必ずお墓参りをしに行っていた家に育った私にとって、とても興味深い内容でした!親の姿を見て、自然と私もお墓参りをしなければと思うようになりました。育った環境が影響するのかもと感じました。
でも、今の夫と結婚して「うちのお墓参りは特にしなくてもいいよ」と言われたんですね。それがびっくりで仕方なく。 お墓が目と鼻の先の距離にあるにも関わらず・ ・・です。これも価値観の違い、、なのでしょうか。(田舎のお墓なので、虫や山蛭が多いから無理に行かなくてもいいよということなのかもしれないですが)
田舎でややこしいからいろいろ簡素化していこうという雰囲気は義父母からも感じます。長男の嫁である私を気遣ってくれているのかもしれないですね。。でも こどもたちにはお墓参りの大切さは伝えていきたい ので、今は年に2回ほど、私が促して家族そろってお墓に行くようにはしています。なぜか義祖母にはすごく感謝されます・・・私にとっては自然のことなのですが・・・
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Sさん「たしかに、お墓参りを欠かさない知人はきちんとしています」
(しっかりした家のイメージは)たしかにそうだなと感じました。お墓参りする人は、
・きちんとした家の人でやさしそう
・祖先を敬うので家族になったら大切にしてくれそう
・地に足がついていそうで安定感があるから生活力がありそう
・生き抜く力が強そう
という、いいメージが大きいですね。お墓参りを欠かさない知り合いもそうでした。二人ともやさしくキチンとしていました。
その反面、 相手が長男であれば一緒にお墓を守るのは責任感が重そうだなと思ってしまいます。 昔ながらの家を守る、お墓を相続して次の世代に手渡す、結婚したら嫁と呼ばれて ガマンが必要 のような負の面です。
ただ、これは住んでいる場所によるので、都会では全く関係ないかもしれませんね。長男、次男、長女、次女、そのほか立場によって感じ方は変わるんでしょう。
(「しっかりした家のきちんとした夫は兄弟仲があまりよくない」は、なんだかホッとしました。これで家族全員なかよしだとおとぎ話だなと思ったので。)
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Aさん「実際の墓参りはとても大変」
お墓参りをする人=「しっかりした人」という見解に共感をしました。「ご先祖を大事にする=自分の身近にいる人を大事にする」という印象を私も抱きます。
なぜなら「人の死を弔う」ことは道徳的に綺麗なことですが、 実際に行い続けるのには骨が折れる 側面もあるためです。
具体的にはお墓は管理をするのに労力を使います。それに多くの場合ある程度遠方まで行く必要があるため、その点においても労力や手間がかかります。
私の家族も毎年お墓参りに行っていますが、やはり時間と労力がかかります。毎年お盆に山口県から島根県の山奥までお墓参りに行きます。数百キロの道のりのため、2時間程度かかります。その場についたのちは、十数分の掃除とお参りをして、帰路をたどります。
お墓参りの手間や苦労は世帯ごとに千差万別かと思いますが、 一般論として、気軽にお参りにいけない ことの方が多いと思います。
そういった手間を惜しまずに、率先して弔いに行く気持ちがある人は、人を大切にできる人なのだと思います。実際、私の家族も身近な人を大切にしている印象があります。
お墓参りは死者を弔う役目を果たしているだけでなく、 副次的に、弔いにくる人の人間性を映し出す要素も持っているという考え方が学び になりました。